イキイキ活躍できる『人財』を目指す!津田屋の新入社員導入研修【後編】
津田屋では、入社式の直後から4泊5日の導入研修がスタート!研修では、対面でのコミュニケーションを重視したプログラムを実施しています。インタビュー後編では、研修前と研修後の社員の様子や、研修担当としてのやりがい、今後の目標などについて伺いました。
PROFILE
小澤 修
イエローハット事業部 神奈川エリアマネージャー
人見知りの社員も研修後には笑顔に

――導入研修では同期の絆が深まると伺いました。実際に新入社員の様子はいかがですか?
正直なところ、研修前はあまり乗り気ではない社員がほとんどです。入社式の直後から4泊5日の研修が始まることに加え、学生から社会人になるという大きな環境の変化、地方から一人暮らしを始めたばかりの社員や、高卒・大卒の様々な属性の社員がいることもあり、複雑な心境であることは理解できます。
ですが、研修後に感想を聞くと、「自分の課題が見えた」「人前で話すことが苦手だったけれど話せるようになってきた」「人見知りでうまく話せないと思っていたけれど、話せることが分かって自信がついた」など、前向きな感想を聞けることが多く、たった5日間で大きな成長を感じます。
「接客業は人見知りの人には向かないのでは?」と思われるかもしれませんが、当社の場合、意外と人見知りの人は多い方かもしれません。
「車が好き」という理由で入社する社員も多く、話すことに苦手意識を持っている社員も少なくないんです。
でも、最初は人見知りと言っていた社員も、研修の最後には同期と打ち解けて笑顔で話していますし、5日間の中で積極性が芽生える姿もよく見られます。
成長した姿を間近で感じられることが何よりのやりがい

――研修を実施するトレーナーは誰が担っているのですか?
1回の研修につき、約4~6名体制で研修を行います。私から社員たちに「トレーナーとして研修に出てほしい」と声をかけています。
新入社員が配属される店舗に、トレーナーの先輩社員がいる状態がベストなので、なるべくそうなるように人選しています。それ以外にも、日頃の仕事に対する姿勢や実績を踏まえて、将来的な成長を期待できる社員をトレーナーとして選抜しています。
新入社員にとって、トレーナーは最初に接する先輩ですので、仕事に対する前向きな姿勢を見てもらいたい。そのため、トレーナーの人選はとても重要です。
入社当初は人前で話すのが苦手だった社員が、2~3年後に「トレーナーを目指したい」と言ってくれることもあり、研修担当者としてとても嬉しく思います。
――研修担当者としてやりがいを感じるのはどのような時ですか?
導入研修の時には、「この子続けられるかな、大丈夫かな」と心配になる社員もいます。
そういった社員が研修を終えて店舗に配属され、頑張っている姿を見ると、「成長したな」とホッとしますし、嬉しく思いますね。
最初は全然話せなくてネガティブな思考だった社員が、研修後に前向きな姿を見せてくれて「研修を受けて良かったです!」と話してくれた時には、大きなやりがいを感じます。
社員の成長を間近で感じられることが研修担当としての何よりの醍醐味です。
『人財』を目指して人間力を高めてほしい

――新入社員に求める知識や能力はありますか?
仕事のことや専門的な知識については、入社後に我々がしっかりサポートするので、入社前はまっさらな状態で大丈夫です。車についての知識も、最初から身につけている必要はありません。
知識やスキルよりも、新入社員には元気に明るく働いてほしいですね。それが一番です!
研修では、知識やスキルを身につけることも大事ですが、それ以上に人間力を磨いてほしいと思っています。
挨拶や礼儀だけでなく、人に寄り添ったり相手の気持ちを汲み取ったりできる力も身につけてもらいたいです。
研修の中で、「知識や技術力が高くても人間力が備わっていなければ『人財』とは言えない」という話をしています。
ただ知識があるだけ、技術があるだけでなく、人間力が備わることで、『人財』つまり人としての財産になります。
津田屋の社員には『人財』を目指してほしいと伝えています。
社員が明るくイキイキ活躍できる職場にしたい

――今後の目標についてお聞かせください。
何よりも、社員たちみんなが、明るく元気にイキイキと仕事ができる職場にしたいということが一番の目標です。
昇進や昇格を目指してモチベーション高く働くことも大切ですが、自分のキャリアだけでなく「会社の成長のために頑張ろう!」とみんなが思えるような職場でありたいと思っています。
一人ひとりがイキイキ働いていれば、お客様に対する接客も今以上に明るくなるでしょうし、そうなれば自ずと売上の向上にも繋がるはずです。そういう良い循環をつくっていきたいですね。
トップダウンだけでは組織は強くならないと考えています。ボトムアップとトップダウンの両方を活かし、会社の成長につなげられたら理想ですね。
社員一人ひとりが活躍できる職場環境を整えてお待ちしていますので、新入社員の皆さんには、安心して飛び込んできてもらいたいです。
ぜひ、イキイキと活躍しながら一緒に頑張っていきましょう!