自動車産業は今も成長中!【衰退産業とは言わせない】
株式会社津田屋(つたや)では、毎年新入社員を受け入れています。
しかし「自動車産業=衰退産業」というイメージが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな新入社員の気になる、自動車産業の現状とカー用品を取り巻く環境の変化についてお伝えします。
カー用品を取り巻く環境の変化
2000年代の初めころから言われ続けている、若者のクルマ離れ。
この「クルマ離れ」のイメージが強く、「自動車業界=衰退業界」と思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし実際は、自動車保有台数は現在も右肩上がり。
そんな自動車やカー用品を取り巻く環境について知っていますか?
自動車保有率とは、国内でナンバープレートを付け、公道の走行が許可された車両の総数のこと。
このうち乗用車の保有台数は、1970年(昭和45年)は727万台でしたが
2000年までの30年間で約7倍の5122万台に。
それからおよそ20年でさらに約1000万台が増加し、2021年の調査では過去最多の6191万台を記録しています。
(一般財団法人自動車検査登録情報協会より)
このことから近年の増加ペースは緩やかになっているものの、まだまだ自動車の保有率は上がり続けており、
自動車産業が衰退しているとは言えないでしょう。
それでは車やカー用品を取り巻く環境の変化について、見ていきましょう。
平均車齢と使用年数の伸び
先ほど自動車保有率は現在も右肩上がりとお伝えしましたが、実は自動車の新規販売数は徐々に減っています。
18年:約527万台
↓ 1.5%減
19年:約519万台
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平均車齢とは?
国内でナンバープレートを付けている自動車が、初度登録されてから経過した平均年数。人間の平均年齢に相当するもの。
乗用車は8.65年。27年連続で車齢は上昇中。 -
平均使用年数とは?
国内で新規(新車)登録されてから抹消登録されるまでの期間の平均年数。人間の平均寿命に相当するもの。
1台の車を大切に乗る人が増えている
では、なぜ車齢や使用年数は伸び続けているのでしょうか?
その理由は、1台の車を大切にメンテナンスし、使用する人が増えているからだと考えられます。
最近の自動車は、乗用車だけでなくエンジンや車体、その他カー用品の性能が大変良くなり、
一度購入した自動車に長く乗ることが一般的になってきています。
そのため、新車販売数は減少していますが、保有数や車齢、使用年数は上昇し続けているのです。
さらにカーライフサポートが求められる時代へ
車齢や使用歴が伸びたことにより、カー用品を取り巻く環境はどのように変化しているのでしょうか?
元々カー用品といえば、車内外のアクセサリーやオーディオなどの「嗜好品」が主要な販売物。
しかし車齢が伸びている現在では、タイヤやオイル、バッテリー等の「消耗品」の需要が高まっています。
また、高齢車が増えていることにより、車検や板金などの「サービス分野」へシフトも進んできています。
そのため、今よりもさらに手厚い「カーライフサポート」が必要になると予想されています。
働く人の9%が自動車関連企業
ここまで自動車業界は衰退産業ではなく、今後も伸びしろのある「成長産業」である理由について見てきました。
自動車産業は、人々の暮らしを便利で快適にする仕事。
現在、日本では約600万人が自動車関連企業で働いています。
600万人とは、日本の労働人口の約9%を占めるとても大きな産業です。
今後も、自動車を取り巻く環境の変化に合わせ、商品・販売・販促・運営・出店戦略などの発展が見込まれ、
それらに合わせてさまざまな仕事を生み出していくでしょう。
津田屋で社会貢献しながら働く
株式会社津田屋(つたや)では、これからもお客さまのニーズ、さらには時代のニーズを察知し、
カー用品販売やガソリンスタンド、自動車整備を主軸にサービスを展開していきます。
津田屋では「大好きな自動車業界に携わりたい」「販売・接客の仕事を探している」という方はもちろん、
「車の知識はないけれど興味がある」「まだ自分のやりたいことが決まっていない」という方からのご応募もお待ちしています。
私たち津田屋の社員と一緒に、「変化」と「挑戦」のマインドを持ち、自動車産業にチャレンジしてみませんか?