高卒の就職活動|面接での質問内容や採用のポイントを徹底解説

高卒で就職しようと考えている高校生の皆さんは、少なからず就活への不安を抱くことでしょう。高卒での就活は、面接でしっかりアピールすることが何より大切!本記事では、面接での質問や志望動機の伝え方、自己PRのコツなどを解説します。ポイントを抑えてスムーズに就活を進めましょう!

高卒の就活は面接がカギ!

高卒で就職する場合、面接での印象が採用を大きく左右します。
専門分野を学んできた大卒や専門学校卒と違い、高卒の場合は知識やスキルを問われることはほとんどありません。
その一方で、人柄や意欲、協調性があるかどうかや自社の方針と考え方があうかどうかなどを重視しているため、面接でしっかりとアピールすることが大切なのです。

面接官が重視する5つのポイント

では、高卒の採用面接で、面接官はどのような点を見ているのでしょうか。
ここでは、面接官が重視しているポイントについて詳しく解説します。

1.気持ちの良い挨拶

面接官は、面接での第一声から、応募者の人柄や印象を評価しています。
面接で好印象を持ってもらうためにも、まずは明るく元気のよい挨拶を心がけましょう。
もちろん、緊張してしまうこともあると思いますが、恥ずかしがらずに相手の目を見てハキハキと挨拶することで、好印象を持ってもらえるものです。
また、気持ちの良い挨拶ができることでコミュニケーションスキルに対する高評価にも繋がります。

2.入社への意欲

面接では、入社への意欲があるかどうかも重視するポイントのひとつです。
「ここで働きたい」という意欲をしっかりと伝えるためにも、面接前に企業のことや業務内容などへの理解を深めて、意欲の高さをアピールすることが大切です。

3.服装や身だしなみ

服装や身だしなみは、挨拶以上に第一印象を左右する要素のひとつです。
面接では、派手すぎる服装は避け、清潔感ある格好を意識しましょう。
また、爪が伸びすぎていないか、洋服にシワやシミなどがないかなどもチェックしておくと良いでしょう。
髪の毛や髭などもきちんと整えておくことが大切です。

4.分かりやすい話し方

面接官は、質問の答え方や説明の仕方などにも着目しています。
質問に対してハキハキと答えるためにも、事前に企業についてしっかりと理解を深めて、質問されそうな内容に対する自分なりの回答を用意しておきましょう。
事前に用意していなかった質問や考えても答えられない時には「分かりません」と正直に答えたうえで、「これから勉強して考えたいと思います」など、前向きな姿勢を伝えられると良いでしょう。
また、答える時には、まず結論から話すことが大切です。
伝えたいことを長々と説明するのではなく、結論を述べたあとにその内容ついて説明するようにしましょう。

5.受付や控室での過ごし方

採用面接においては、面接中だけでなく、それ以外の場所での振舞い方も評価されている場合もあります。
必要以上に気を張る必要はありませんが、面接以外の場所でも「面接を受ける企業に来ている」という意識を持ち、マナーや身だしなみには常に気を配りましょう。

面接でよく聞かれる質問は?

先述の通り、高卒の場合、多くの企業が人柄や意欲を重視して合否を判断します。
そのため、面接の中でもあなたの人柄や意欲を知るための質問が投げかけられます。
ここでは、よくある質問例についてご紹介します。

人柄を知るための質問例

・自己紹介をお願いします。
・あなたの長所(短所)を教えてください。
・特技や趣味はありますか?
・これまで頑張ってきたことを教えてください。
・失敗したり挫折したりした時どのように乗り越えますか?
・最近気になったニュースはありますか?
・自己PRをしてください。

 

人柄を知るうえでは、あなたの長所や短所、これまで頑張ってきたことや特技などについて問われることが多いです。
具体的なエピソードなども交えながら、しっかりとあなたの人柄をアピールしましょう。

意欲や熱意を知るための質問例

・志望動機を教えてください。
・入社したらどんな仕事に携わりたいですか?
・働く上で大切だと思うことを教えてください。
・将来的にはどんなキャリアをイメージしていますか?
・これまでの経験から仕事に活かせそうなことはありますか?


仕事への熱意を知るうえでは、企業への理解度やあなた自身の考え方を問うような質問をされることが多いでしょう。
自分自身で調べたことや企業に対するイメージなどをしっかりと伝えて熱意をアピールしましょう。

履歴書でも意欲・熱意をアピール!

高卒の就活においては、面接で人柄や意欲をアピールするだけでなく、履歴書でも意欲や熱意を伝えることが大切です。
高卒で就職する場合は、経験やスキルを武器にするのは難しいものです。
だからこそ、履歴書の中でも志望動機の欄で、意欲や熱意、やる気を伝えるようにしましょう。
ここからは、意欲ややる気を伝えるための志望動機の書き方についてご紹介します。

 

企業研究をする

まずは、応募する企業への理解を深めましょう。
事業内容やこれまでの実績、応募する職種の仕事内容などをしっかりと調べて、

  •  企業のどんな所に興味を持ったのか
  •  この企業でどんなことをやってみたいのか

ということを明確にしておきましょう。

最近では、HPや求人サイトだけでなく、SNSなどで会社や社員の様子を発信している企業も増えています。
そうした内容も含めてできるだけ多くの情報を集めることで、「よく調べているな」という好印象を持ってもらえるだけでなく、「入社したい」という意欲や熱意も伝わります。

 

自己分析をする

また、企業についてだけでなく、自分自身の長所や短所、これまで頑張ってきたことなどをきちんと整理するためにも、徹底的に自己分析することが大切です。
学校生活や部活での取り組み、アルバイト経験などを振り返り、その中での成功体験や頑張ってきたことなどを書き出しておきましょう。
そうすることで、自分の強みや弱み、考えなども明確になるでしょう。

将来的な活躍イメージを膨らませる

志望動機を書く際には、企業と自分の考えとの共通点を意識することが大切です。
「企業のどんなところに共感し、自分の強みをどう活かしていきたいか」ということをしっかりとアピールすることで、企業にとっても活躍のイメージがわきやすくなるからです。
また、入社時点で知識やスキルがないとしても、「将来的な活躍に向けて〇〇のスキルを磨きたい・△△の資格取得を目指します」など、前向きな姿勢を伝えることで、より意欲や熱意が伝わるでしょう。

意欲が伝わる志望動機【例文】

上記3つのポイントを踏まえた、志望動機の例文をご紹介します。

貴社を志望した理由は、生活に密着した豊富な商品展開や、お客様の視点に立った丁寧な接客とサービスに魅力を感じたからです。
以前、貴社の店舗に訪れた際、広い店内の中で商品を探すのに迷っているとスタッフの方が声をかけてくださり、丁寧に商品を案内してくださいました。
また、訪れるたびに商品のラインナップが変わったり増えたりしていて、季節や時代の流れに応じた商品展開に毎回ワクワクさせられています。

私は、高校3年間、サッカー部のマネージャーを経験する中で、常に部員が困っていないか、どんなことを求めているかを意識してサポートに努めてきました。
また、部員たちが元気よく部活動に励めるよういつも明るい挨拶や声掛けを心がけています。

明るく前向きに、広い視野を持って部員たちをサポートしてきた経験を活かして、お客様の視点に立ったサービスを大切にしている貴社でお客様を支える存在として活躍したいと考えています。

まとめ

高卒で就職する場合は、知識やスキル、経験などをアピールすることが難しい分、面接では人柄や熱意、仕事へのやる気などが重視されます。
とは言っても「やる気があります!」と言うだけでは伝わらないもの。
企業への理解を深めるとともに自分自身を分析し、「どんなことをやりたいのか」「どんなことに貢献できそうか」ということをしっかりとアピールしましょう。
また、熱意ややる気があっても、マナーや態度が悪いと、印象が悪くなりかねません。
身だしなみや服装、姿勢や言葉遣いなどにも気をつけながら、社会人への一歩を踏み出していってくださいね!

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